建物診断とは
建物を長持ちさせ、その建物に暮らす人たちの生活を安全・快適に保つために、建物の美観を維持し、建物や設備の劣化を小さなうちから発見するための活動が、「建物診断」です。
日夜雨風や直射日光にさらされている建物は、経年劣化により不具合が発生してきます。
劣化は建物全体で一律に進むわけではなく、ある特定の個所のみ劣化が進行する場合もあります。
肉眼では劣化している個所がわからず発見が遅れたことから、大きなトラブルに発展する例もあります。
安全・快適な暮らしを維持するためには、「建物診断」を行うことが大切です。
お客様より建物の不具合箇所を連絡で頂きます
建物診断実施
評価
評価を基に修繕工事の有無を提案します
こんな時は「建物診断」をご検討ください!
外壁・軒裏
- 仕上材及び下地材まで達するひび割れ、浮き、欠損
- 軒裏天井の雨漏り跡及びシーリング材の破断、欠損
- 建具周囲の隙間及び著しい開閉不良
バルコニー・共用廊下
- 支持部材、床の著しいぐらつき、ひび割れ、劣化
バルコニー・共用廊下の天井
- 雨漏りの跡
- コンクリートの著しい劣化
- さび汁を伴うひび割れ・欠損
- 鉄筋の露出
主な建物診断の種類
劣化診断
修繕工事実施の決定や、修繕工事を施行する時期を判断するために行われる診断です。
- 建物や設備の性能、美観を維持
- 建物や設備の不具合を未然に防止
どんな時に診断を行いますか
- ひび割れや欠損など、建物の一部に損傷がみられる場合。
- 設備寿命など、交換が必要な設備について、交換時に必要な作業の事前調整のため。
建物診断の流れ
STEP1. 目的を整理
建物診断を行う目的を明確化し、ご依頼をいただきます。
STEP2. 予備調査
現在の建物の状態や、居住者様の利用状況を確認するため、現地で予備調査を行います。
STEP3. 診断計画、現場調査
発注をいただいてから、現場にて詳しく調査を行い、具体的な診断計画を立てます。
STEP4. 建物診断
外観調査、計測機器を使った診断、抜き取り試験など目的にあった手法で建物診断を行います。
STEP5. 建物診断結果の評価
建物診断の調査結果をまとめて、評価を行います。
修繕が必要な個所の判定や、総合的な評価を致します。
STEP6. 結果のご報告、改善提案
診断結果について、お客様にご報告いたします。
修繕が必要な個所や、修繕方法などについてもご提案させていただきます。